2017年5月16日火曜日

まだむ流プロジェクトライフのコツ、伝授の巻!(3)


 まだ続くんだ~プロジェクトライフネタ、って感じで恐縮です(汗)

 すごく憧れていたのに、いや、憧れていたから、というべきなのか、とにかくプロジェクトライフをやるときってなんか構えちゃって、結局思うようにいかなくて失敗しちゃうっていうのを何度も繰り返したので、いろいろ考えてきたことがたまってるようです(笑)
 まあ、言わばこれを自分のプロジェクトライフトリセツとして、困ったときには読み返そうという魂胆なので、読んで下さっているみなさまが自分なりのPLトリセツを作る参考にでもしてもらえたらなって思います。


其之七:
スタンプ、マーカーの色は原則3色以内(を目指す)
 デコの続きになりますが、プロジェクトライフ用のスタンプが楽しくて、いろんなところに押したくなりますね。このとき、使うインクの色は写真及びジャーナリングカード(ペーパー)の色味から1~2色と、あとは黒、茶、グレイというモノトーンを含めてせいぜい3色程度に抑えるのがオススメ。カラフルにしようと思うと、だいたいどこかで無理が出てきます。


 例えばこのページは、クリーム色のジャーナリングカードを中心にしています。1番下のチャコールグレイのカードにあるアクセントのピンクハートと揃えて「SO SWEET」のスタンプをなるべく近い色味のピンクで押して(しかしこれ、文字数やほかのカードとの整合性を考えると、真ん中ではなく右寄せに押すべきだったな~)、1番上の「GOOD TIMES」というスタンプは、3番めの「I LOVE」の色味に合わせてグレイのスタンプで押しています。ここのジャーナリングカードには、もうこれ以上ほかの色を入れないほうが、スッキリすると判断したわけです。

其之八:
余白を認めてあげよう
 こちらもデコの続きになりますが、ポケットを埋めていく段階で、ジャーナリングカードにしろペーパーにしろ、色(もしくはイラストなしの柄)だけの部分、詞書がなにもない部分、ジャーナルを書くために余白を取ってある部分などが出てきます。こういうところを無理に埋めようとするのも危険です。全体を眺めて、目立たせたい部分はココ!と自分で決めたら、それ以外の余白はむしろ必要なものと思ってそのままにしておきましょう。後から眺めていてどうしても気になったら、またそのときにスタンプかエンベリでも追加しよう、くらいの気持ちでいきましょう。


 このページは、中段4枚のペーパーのうち、2枚だけにステッカーを貼り、残りの2枚は敢えてそのままにしてあります。そこにもステッカーを追加すると、賑やかだけど風通しが悪くなる可能性があったので…と記憶しています。ジャーナルを後から書いてもいいかな~、なんて思ってそのままになってるというのもあるな(汗)

 また、ジャーナリングカードにはいろんな英語が書いてあって、どれもこれもオシャレで使いたくなります。が、いつでも写真と言葉の内容が合っているわけではありません。ポジティブじゃなければ人間じゃない、くらいにポジティブな言葉責めのプロジェクトライフは、日本人には少々ツライ部分もあるのではないかと私は常々思っているのです(笑)
 日々の生活が何でもかんでもHappyだったりGreatだったりするわけではなく、子どもが大きくなってくると、無理やり撮った顔がどれも仏頂面だったりして、AwesomeだのLove youなんてつけるのをためらわれることもしばしばです。
 なので、こういう場合にも余白の存在が我々日本人を助けてくれます(笑)英語が書かれたカードを無理して使って(つい使いたくなるんだけどね)、写真とのズレが生じるよりは、余白のままにしておきましょう。

 元々がアメリカ発祥のクラフトですから、アルバムのページが英語まみれになるのは当然といえば当然。しかし、カッコつけたいときにはそれでよくても、やっぱり日本語のほうが落ち着く場面もありますよね。でも、いいデザインの日本語スタンプはなかなかないし…なんてときには、パソコンで打ち出しをオススメします。

エプソンのフォトマット紙に「体育祭」と打ち出して、サークルパンチで抜いたものを貼りました

 まあオススメっていうのも大げさですが、ワードを使えばかなりいろんな日本語フォントで打ち出せますし、フリーフォントをダウンロードして使えばさらに幅が広がります。
普通の紙にプリントしてから切り抜いてもいいし、ジャーナリングカードをコピー用紙に「貼ってはがせるテープのり」で貼り付けてプリンターに流せば、ちいさなサイズのジャーナリングカードでもちゃんと印刷できます(ゼッタイに詰まらないという保証はできませんので、ご了承ください)。

この「鎌倉」がそうです。真ん中よりちょっと右にずれたので、あじさいスタンプでごまかす(笑)

 余談ですが、これをやっていると、アメリカ人と日本人の発想の違いというか、写真にタイトルをつけること一つにしても、モノの考え方が全然違うんだなぁと再認識します。英語のフレーズをそのまま日本語に訳しても、しっくりこない。Happy day を「幸せな日」とかもっとくだいて「いい日」なんてやっても「旅立ち」しか思いつかない(爆)
 なので、英語フレーズのいいところはそのまま取り入れて、日本語も併せて使っていくという二刀流がいいんだな、と思っています。

ひらがなスタンプでジャーナリングカードを作成

其之九:
ジャーナルは面倒でも下書きしよう
 いきなりジャーナリングカードに消せないペンで書いても失敗しない人には必要ありませんが、昔よりも確実に字を書かなくなっている現代人にとって、下書きなしにジャーナリングカードに文章を綴るのは、練習もせずに本番用の半紙にお習字の清書をするようなものです(笑)
 まずは、書きたいジャーナリングカードと同じ大きさに切ったいらない紙(コピー用紙など)に、徒然なるままに文章を綴ってみましょう。文章の推敲はもちろん、文字の大きさやどこで改行するかを検討したり、思い出せない漢字などを調べる余裕が出てきます。キーボードや入力画面ではなく、手を使って字を書くということを自分の身体に思い出させるのはとても大事です。トラベラーズノートなどをやっているクラフターさんは、そこまでしなくても大丈夫かな?!
 それでも心配な場合には、ジャーナリングカードに鉛筆やシャープペンシルでうすく下書きをして、それから清書をすると確実ですよ。

其之十:
なんだかんだ言っても、やっぱり楽しもう~!
 あーだこーだと書いてきましたが、なんといっても作っている時間が楽しいから、出来上がったアルバムを眺めるのが楽しいから、作っているわけです。眉根を寄せて必死に作る必要はないんですよね~(つい、やっちゃうけど・笑)。

 あと、プロジェクトライフというとつい現在進行形の写真を使うものと思いがちですし、まあそれが本来の姿なのですが、ある程度時系列がハッキリしていれば、以前の写真をプリントしてやるのも全然アリだと思います。それこそ、1年区切りで春夏秋冬なんてのも面白そうですよね。ジャーナルがちょっと、書くことないというか忘れちゃってアレかもですが(苦笑)。

 途切れ途切れでも続けていると、だんだんと気楽に、それなりに、あまり後悔や反省のないページが作れるようになる(はず)。必死になって作った拙いページも、それはそれで思い出になる(はず・笑)。日々の生活や楽しい行事の記録を、楽しみましょう(^O^)/


 長々と3回にわたってお送りしてまいりました「まだむ流プロジェクトライフのコツ、伝授の巻!」最後までお読み下さり、ありがとうございました(*^-^*)






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