2017年3月1日水曜日

オーダー、いただきました! ~ ゴージャスなバースデイカード


 今日から3月! は、はやいですねぇ…2017年の6分の1はもう終わったってことですよね。ひいぃいいぃいい~

 本厚木のセレクトショップ「Casa de Paz」さんでいつも拙カードを見て下さっているお客様から、今年前半分のバースデイカードのオーダーを頂いております(ありがとうございます!!!)。
 バースデイカードをオーダーするってすごく素敵なことだと思うんです。自分のお友達の雰囲気や性格、好きな色やデザインなどを思い浮かべてメモにして、それを世界で1枚だけのカードに仕立てて、プレゼントするなんてサイコーのプレゼントだな~、って。
 そうです、オーダー頂いて作るカードは世界にそれ1枚だけ!です。オーダーですからね(*^-^*) カードの中のデザインを部分的に別のカードへ応用する場合はあるかもしれませんが、色も形もデザインもすべて同じカードは作りません。うっかり忘れて作っちゃう場合も、あるかも、しれないけど…(トシのせいで記憶力が危ういゆえに弱気w)。
 ご注文者様にとっては、ご自身が制作側に伝えた内容がどんなふうに仕上がってくるんだろうという楽しみもあるかと思うので、制作側としてはそのご期待を裏切らぬよう、もちろんカードを受け取るかたにも喜んでもらえるよう、考えて考えて作っております(そのつもりです!)。なので、毎回ほんとにハラハラドキドキです(*´з`)

 さて今回、お客様から頂戴していたのは、ゴージャスなバースデイカードのリクエスト(お客様から頂いた情報をザックリと言い換えております)。
 キラキラ感を出したかったので、メモを拝見してすぐに「シェイカーカードにしよう」というのは決まったのですが、シェイカー部分のまわりをどうするかな~と考えて、キラキラ感のある宝石柄のペーパーを使ってみることにしました。
 さらに、シェイカー部分の土台となる、厚みのあるシート部分の処理をどうするか。カジュアルな感じであればそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、今回は特にゴージャス感を大事にしたかったので、にじいろ師匠のお知恵をまるっと拝借致しました! 
 拙ブログでその内容をご紹介しても良いと師匠が快くOKを下さったので、こちらでご紹介しますね。


 モノクロ画像でちょっとわかりづらいかな(汗)
 シェイカーカードは、スパンコールやビーズを入れるための凹み(なんかほかにウマイ言い方あるんだろうけど思いつかないw)を作るため、厚みのあるシートを使うのですが、その断面が丸見えだとどうも仕上がりが美しくない。私は今まで、そのシートにかぶせるペーパーをシートより若干大きめにカットして、断面を隠すという方法を取っていましたが、これだと郵送時などにシートからはみ出たペーパーが折れてしまうのではないかという懸念はぬぐえなかったわけです。
 しかーし! にじいろ師匠はシートとペーパーをキッチリ同じ大きさにカットして、そのぐるりに同じ幅のリボンを巻くことで、機能的かつ美しく処理されたのであります!(コーフン気味)今回は、5ミリ厚のシートに6ミリ幅のサテンリボンを巻き付けてありますが、ペーパーの厚み(といっても微々たるものですが)分も考えると、ちょうどいいと思いました。シートに両面テープを貼ってからリボンを巻くか、リボンに両面テープを貼ってからシートに巻くか、それぞれやりやすい方法があるのではないかと思います。
 
 シートとカード台紙の大きさをどうするか? これもカードの雰囲気を変える大きな要因じゃないかと思っています。シートと台紙をまったく同じ大きさにするほうが、厚みからくる圧迫感というか「シェイカーカードなのよっ!」という威圧感?は少なくなるかもしれません。また、先述した、上に貼るペーパーをシートより若干大きめにすることでも、この威圧感は少なくなって、普通のカードに近い仕上がりになるかと思います。今回のカードのように、シートより台紙が大きいというタイプだと、カードの上になにか厚みのあるものが乗っかっているように見えてしまい、一番威圧感がデカイのですが、私は今回台紙の色をきちんと見せたかったので、あえてシート部分を台紙より少し小さめにカットしています。でも、にじいろ師匠から伝授して頂いたリボンをぐるっと巻く方法だと、リボンの持つ落ち着きと仕上がりの綺麗さに助けられて、その威圧感がぐぐっと減る…減るどころか、リボンのおかげでカード全体のオシャレ度がアップするような気がしました。
 もうひとつ、シェイカー部分をカード台紙の裏(つまりカードの中)に持ってくるという方法もありますが、私はどうもこの作り方がヘタクソで(苦笑) これが一番スッキリ見えると言えばそうなんですが、またもうちょっと上手になったらブログで取り上げてみたいと思います。

 それにしてもこんなにスゴイ技を惜しげもなく伝授、さらにブログへの掲載も快諾下さって、にじいろ師匠、本当にありがとうございました(≧▽≦)

 そんなわけで…なんかいろいろ語ってしまいましたが(笑)、出来上がりはこちらです


 真っ赤ではない、ビミョーに朱色がかってる(と日本人には思える)赤を集めた感じになりました。お祝いでしょう?(笑)


 センチメンツは、パターンペーパーの模様である宝石のなかから1色取りました。まったく同じ色というわけではありませんが、なるべく近いものを手持ちのインクから選んで使っています。


 シェイカー部分も、かなりドキドキしながら慎重に進めたので、振るとまわりにくっついてしまう部分なく仕上げられました! が、大きなビーズとスパンコールが重なると、詰まって動かなくなってしまうことがあったりするんです。こればっかりはどうにもならないので、あまりイライラせず、気長に優しくシャカシャカやっていると元に戻ります(苦笑)。 ちなみに、中身は大きなビーズ、小さなビーズ、スパンコールを3~4種類だったかと思います。


 封筒とインサートには、ティムさんのゴージャスなスタンプをあしらってみました。もうずいぶん前に買ったものですけど…Celebrate というスタンプはこれまたずいぶん前のフィスカースのものです。フィスカースでスタンプなんてあったの?!っていう感じですよね(笑)

 お客様も、お誕生日を迎えられたかたも、どうか喜んで下さっていますように。






 

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