2016年5月31日火曜日

【Casa de Paz だより】ねことふうせんのカード


 Casa de Pazさんでカードを取り扱って頂くようになって、今までよりも、いろんなタイプのカードを作ろうと心がけるようになりました。
 お友達や家族に作る場合、オーダーを頂いて作る場合、カサデパズさんへ納品するものを作る場合、それぞれちょっとずつポイントが違います。やっぱり、お会いすることのないお客様へ向けて作るカードというのが、一番難しいかなぁと思います。
 目的がハッキリしているカードが買いやすいだろうと思いつつも、多目的カードが必要な場合もあるだろうと思って、今回はこんなカードもお試し的に作ってみました。


 向かって左側のピンクの猫ちゃんはサンキューカードですが、真ん中と向かって右側の猫ちゃんは「CHERISH YOU」というセンチメンツを使っています。「大事にする」「可愛がる」といったような意味なので、まあ、何にでもイケるだろうと(笑)
 そしてこの猫ちゃん、実はフライングタイガーのふせんなのです。知ってる人にはすぐわかってしまうだろうし、なーんだ、これだったらフライングタイガーでふせんを買ってくれば私にも作れちゃうわ! と思われるお客様もいるだろうか…と若干不安になりつつも、材料として使ってみました。猫ちゃんたち、いかにも「Cherish you」という表情に見えませんか? カード単体でもいいし、ギフトに添えてもいいし、特に出産祝いやお子さんへの誕生日などに使ってもらえたらいいなぁと思っています。


 こちらは使い途に悩まない(笑)安定のバースデイカード。流行りのフラミンゴで夏向けに仕上げました。緑と黄色の羽根が、葉っぱにも見えて、フラミンゴと合わせてちょっとトロピカルというか南国というか、そういう雰囲気を醸し出してくれていると思います。

 このほかにもいろいろなタイプのカードが並んでおります。本厚木までいらしたら、ちょっと足を伸ばしてぜひお店をのぞいてみてくださいね!





2016年5月30日月曜日

【Casa de Paz だより】父の日カード、並んでおります。



 ひえー! 気づいたらもう5月も終わりではありませんか。ついこのあいだ「ゴールデン・ウィークが云々」と言ってたのに、どういうことなんでしょうか…

 というお決まりのぼやきは早々に切り上げて(笑)

 6月19日は父の日。というわけで先日、本厚木のセレクトショップ「Casa de Paz」さんに父の日カードを納品させていただきました。

 3月にリニューアルオープンしてますます素敵になった店内です!



鏡にチラリと店長さんが…(≧▽≦) 

カードコーナーも作って下さいました!

 そして、納品した父の日カードはこちらです



 この2種類は「渋め父の日」のイメージで作ってみました。画像だとわかりづらいのですが、ティムさんのスタンプ部分にはちょっぴりラメも入っていて、それなりにおめかししております。
 地球柄は旅行好き、もしくは出張の多いお父さんへ(笑)、コーヒー柄のほうは「LOW BATTERY」というくらいなのでお疲れ気味のお父さんへ(笑)、いかがでしょうか?!


 こちらは打って変わって「オシャレめ父の日」のイメージです。ちょっとオシャレすぎちゃったかな…という気がしなくもないんですが(汗)、父の日ギフトにポロシャツなんかを選んだときにいいかなーっていう、なんとなく、そういうイメージです。(どんなイメージだ)
 オレンジのラインストーンがアクセントです。


 そしてこちらは「ボーイズめ父の日」いつまでも若々しい(もしくは若いつもりのw)お父さんへ! タグ付きですので、父の日ギフトにぜひタグをつけて、カードと一緒に渡してもらえたらなーと思っています。最近、カセットテープなんてとんとお目にかからなくなってしまいましたが、こうやって見るともはやオシャレアイテムですね(笑)ノーマルだハイポジだメタルだと、少しでも音質よく録音したいとお小遣いを捻出していたのが懐かしいです。

 今年の父の日は、日ごろ伝えられない感謝をメッセージにして、カードのプレゼントというのはいかがでしょうか。もちろん、父の日ギフトにぴったりな商品もたくさん揃っております。ぜひぜひ、Casa de Pazさんへのご来店、お待ちしておりまーす!




2016年5月17日火曜日

4月のおべんとう


 クラフトネタも海外ドラマネタもちょっと準備中なので、そうだそうだ、おべんとうネタでも出してこようかなと思いまして(苦笑)

 私の住んでいる町は、給食が小学校までしかないので、昨年の春、息子が中学入学と同時に「お弁当作り生活」が始まりました。ただでさえ台所に立つのがめんどくさいのに、朝もはよからキッチリ作らねばならないとなると、しわ寄せが夕食にくるわけで、昨年の春から夕食の献立はメッキリ質素というか貧相になっております。

 まあそれはともかく、Instagram を見ておりますと、まさにお弁当百花繚乱ですね。なぜかわかりませんが、毎日の夕食を撮影してアップすることはしないけど、お弁当だとそうしたくなってしまう。箱にきっちり詰めてそれだけで完結するっていうのが、写真に残しやすいのかなぁ。
 あ、そうか。作るのは自分だけど食べるのは自分じゃないからっていうのもありますね!

 私ははじめのうち、お弁当ノートを作ってそこに記録していたのですが、この21世紀に画像もなく手書きなんてold person だよっていう大兄の声が聞こえてきそうというのもあり、ママ友が毎日アップしているのを見て触発されたのもあり、でInstagram での記録に切り替えました。
 ときどき買い弁にしてもらったり、一斉下校でお弁当がない日もあったりで、キッチリ20枚の写真が並ぶわけではありませんが、4月のまとめはこんな感じです。



 もうだいぶマンネリ化してしまってますね~。ヴィーガン弁当の日もあり、そうでない日もあり。
 やっぱり息子はお肉が入っていたほうが嬉しいようですので、こだわりすぎないようにはしています。




4月6日
チャーハン(残ってた餃子のあんを一緒に炒めた)
厚揚げプルコギダレ焼き
じねんじょとチンゲンサイのカレー炒め
デサートに黄色い柑橘(名前忘れた)

4月7日
エビフライ!
ほうれん草胡麻和え
サツマイモココナツオイル焼き(と謎のシロップ和え)
いんげんクタクタ炒め煮(昨日の残り)
海苔弁

4月11日
鶏とさつまいもの照り焼き(昨晩の残りにイモを足した)
コンニャクステーキ(醤油と胡椒)
ピーマンとしめじナムル(ママ友の献立を盗んだ)
ごはん(黒ゴマ)
デザートにぽんかん(野菜がすくないな〜と思って)

4月12日
ジャガイモのさわら風春巻き(お魚っぽい味になってるらしい、レシピによれば)
ニラと油揚げの炒め物
プチトマト
韓国海苔サンドごはん
おかずが少ないのでふりかけ付き

4月13日
ベジバーグ(コストコの冷凍品)+ケチャップ
ミニがんも、ピーマン、こんにゃくの油みそ
ニラ入り卵焼き
小松菜ゴマぽん和え
ごはん(黒ゴマ)ふりかけ付き

4月14日
鶏の照り焼き+サツマイモ(息子から好評だったため再び。今回も夕飯の残り)
ブロッコリーのナムル
わかめと野菜の炒めもの
ごはんは手抜き三色(笑)...フリーズドライ梅干、ゆかり、ゴマ。オンブレっぽいでしょ

4月15日
パッタイ春巻き
チンゲンサイと油揚げのゴマダレ和え(納豆用に作ったタレとすりゴマコラボ)
湯葉の磯辺焼き
ごはん(黒ゴマ)+ふりかけ

4月18日
鶏天(昨夜の残り)
にんじんと玉ねぎ天のさっと煮(どっちも息子の嫌いな野菜。たぶん残してくるとわかっているけど敢えて入れた。私が食べたいよ)
キャベツ、ピーマン、油揚げ、ねぎの塩麹炒め
海苔弁

4月19日
今日はめんどくさいからおにぎらず〜。ひとつはキャベツ、にんじん、ネギのプルコギタレ炒め、もうひとつは茹でたほうれん草と、とっておきのツナ缶使用。もうこれでツナ缶はおしまいだから、当分食べられませんぜ〜。キウイフルーツとパール柑も付けました。

4月20日
おいなりさんリレー、勝手に回してます(笑)裏返しはゴマとワサビをちょっぴり風味付けでしのばせてますが、それでも6個は多すぎたね
あとは昨夜の残りもの(ほうれん草とジャガイモのカレーマヨ)とパール柑です。

4月21日
なんとか希望時刻に起きたにもかかわらず、犬の散歩で玄関を出た途端に猛烈な腹痛が...散歩はいったん諦め、弁当に着手しましたがご覧のありさま。なんだろうこれ...えーっと、豆腐ハンバーグ丼ってことで...。あとなんか、よく名前のわからない葉ものをゴマぽん和えにしました。腹痛はとりあえず治ってくれたんでコーヒー飲めてます。よかった〜。

4月22日
鶏のレモン風味焼き
ほうれん草たまご焼き
キャベツと油揚げ炒め
ごはん(黒ゴマ)
いちご

4月25日
こんにゃくステーキ
大根としめじ炒め
ほうれん草のカレーマヨゴマ和え
上だけ海苔弁+味胡麻

4月27日
牛タン
スナップえんどう塩茹で
根菜のコロコロ煮
大根葉サンド海苔弁
ゴールドキウイ

4月28日
サンドイッチは、とうとう最後の1枚になったベジバーガーパテと、駅前スーパーで復活していた放し飼い卵をはさみました。デザートに美生柑と、ダンナが昨夜お土産に買って来た(そして夜10時過ぎに食えと家族に強制する...)一口チーズケーキをつけました。




 マンネリといいつつ、こうやって記録しておくと献立に困ったとき便利かも! いかにも昭和の薫り漂う弁当ではありますが、この月イチ記録、1年間続くといいなぁ(笑)





2016年5月12日木曜日

A先生のスクラップブッキング教室:皐月篇


 月一のお楽しみ、A先生のスクラップブッキング教室!
 引きこもり黄金週間の後ということで、ますます楽しみにしておりました(笑)

 遅刻はするわ、「財布を忘れて愉快なサザエさん」状態で乗り込むわ、のわりにお弁当だけはチャッカリ持ってくるという図々しさでしたが(苦笑)、みんなでワイワイ作るレイアウトはやっぱり楽しい~!
 今回はプリマ(ハムじゃない)のペーパーお花を使うけれど、かしこまった写真じゃなくていいですよ、という先生のアドバイスを受けて、先月に引き続き息子の写真を使いました。


 Reunion は「再会」という意味で使ったのですが、ニュアンスとしては合ってるんだろうか、不安。でもこのアルファベットステッカーがとっても素敵なので、ホクホクです(≧▽≦) ドイツのものだそうです。こういう感じのは自分ではついつい買わずに終わってしまうので、使えてすごいウレシイ!
 金色のレースペーパーは、真ん中をくり抜いて裏から別のペーパーを貼っています。当初はくり抜いたままで台紙の黒をみせたかったのですが、写真を重ねてみたところあまりシックリこなくて…エレガントな音符模様をプリマのペーパーと合わせたら、これはこれでなかなか。くり抜いた後の部分は白いレースペーパーと重ね、上からティムさんのペーパーも。タイトルにかけて時計をあしらいましたが、時計の大きさが偶然にもピッタリで、ニヤリとしてしまいました。


 忙しいとき、元気で絶好調のときにはこっちから連絡を入れてもぜーんぜん返事をしてくれない息子なので(息子なんてそんなもの?)、きっと今も忙しく元気にしていることでしょう…元気で頑張ってるならそれでいいのだ、それがいちばん。母の想いはいつも一方通行だねー、とSちゃんに笑われつつも、ダダ漏れの愛をせっせとクロップにぶつけている母なのでした(*^-^*) 
 もう一人のほうは中二病まっさかりですが、2年前に比べると背が伸びたなぁ!


 こうやって見ると、背たけのみならず、身体つき全体も成長してますね。心もアタマも成長してくれてるといいんだけど…(汗)

 またもや親バカブログになってしまいましたが、こうやって子どもの成長を振り返ることができるのもスクラップブッキングのいいところ(*ノωノ) 来月も楽しみにしていまーす。A先生、お教室のみなさま、ありがとうございました!





2016年5月11日水曜日

手作り暑中見舞いカード・ワークショップのお知らせです!※ありがとうございます、満席になりました


 2ヶ月に1回開催しております、手作りカードのワークショップ。無事終了を感謝しているとすぐに次の回がやってくるという、流れる季節はまるでウォータースライダーの如くなのであります(笑)

 そんなわけで(どんなわけ?)、6月は「暑中見舞いカードを作ろう!」
 1枚は少しだけ手の込んだ通常サイズのカード、あとはちょっとしたお礼に便利な、ミニサンキューカードを作って楽しもう、という企画にしてみました。
 サンキューカードが必要なときってだいたい突然のことが多いので、いざ作ろうと思ってもそんな時間はないことが多いですよね。そして、カードは必要だけど書くスペースはそんなにいらない、とか(笑) そんなリクエストもいただいているので、今回チャレンジしてみまーす。
 せっかくなので、夏らしいデザインのパターンペーパーをいくつか揃えて、台紙との組み合わせを楽しむような感じで…タグビュッフェならぬ、ミニカードビュッフェかな?! そんなことを考えております。(材料の画像が準備中で申し訳ありません)

 場所はいつも大変お世話になっております、地元マダム御用達「タマカフェ」さんです。ワークショップのあとはおいしいランチをご一緒にいかがですか?!




日時:2016年6月7日(火曜日)10:00~

場所:Tama cafe(タマカフェ)
※JR横浜線/市営地下鉄「中山」下車、徒歩4~5分。詳しい道順はこちらから → ☆☆☆

定員:8名様 ※ありがとうございます、満席になりました

費用:2,000円(ハガキ大カード1枚、ミニカード4枚)

持ち物:
ハサミ
カッター
カッターマット(小さいものでけっこうです)
ものさし(できれば金物製)
接着剤(こちらのページからご確認ください → ☆☆☆
ピンセット(なくても大丈夫ですが、あったほうが断然作りやすく、仕上がりもきれいになるかと思います)

お問合せ、お申し込みはこちらから → madame_chin☆hotmail.com (☆を@に代えて送信してください)

たくさんのご連絡、お待ちしておりま~す (^O^)/





2016年5月7日土曜日

さすらいの黄金週間2016(5) ~明日は、母の日。


 やけに長かったような気がするゴールデン・ウィークもそろそろおしまいですね。家に引きこもってビール(というかクリアアサヒ)ばかり飲んでいたせいか、またまた太ってしまったような気がします…ほんとヤバイ (ToT)

 明日は母の日。今年はワークショップのほかにも、Casa de Paz さんにミニカードを納品させて頂いたので、例年より多く作りました~。
 納品日の前夜、必死で作業していたら、作業部屋の本棚に飾ってある、息子が赤ちゃんの頃の写真がフと目に止まりました。こんなに小さかったんだなぁ~としみじみしてしまって。

 母の日は、母でいさせてくれてありがとうの日かなぁ…と思いましたが、そんなことを想うのは赤子の頃の写真を見ているときだけで、実際にはずっとガミガミ言ってるという(苦笑)


そんなこんなでできあがったミニカードはこちらです


 お母さんだって、女の子ダモン!(アタックNo.1ふうにお願いしますw)
 全世界の母親にもちろんまだ残っている(はずの)乙女心に訴求するデザインにしてみたつもりですが、いかがでしょうか。



 母の日カードを作る時間がないわ! というかたはカサデパズさんでぜひお求めくださいませ~(^O^)/

 で、実際の母に贈ったカードはこちら

こちらは義母へ

こちらは実母へ

 自分が母と呼ばれる立場になっても未だに、自分の母へは面と向かって感謝など伝えられないので、このカードで許してもらえたらと思っております…。





2016年5月6日金曜日

さすらいの黄金週間(4) ~私にもちゃんとあった!立派なGWの過ごし方


 ここ2~3日ほど、さすらいとか怨念とか、爽やかな五月晴れに似つかわしくない言葉ばかり並べていましたが、そういえば素晴らしいGWの幕開けだったことを忘れていました!

 それは、とてもいいお天気だったGWの初日にお出かけした、調布にある素敵な本屋さん「本とコーヒー tegamisha」でのイベント

『ミエッテのお菓子』の著者 メグ・レイさん来日ワークショップ! 〜ミエッテスタイルのパステルクッキーアイシング

です。

クリックするとクロニクルブックスのサイトにとびます

 miette はサンフランシスコにあるケーキショップ。もうずいぶん前のことになりますが、たまたまネットで見つけた可愛いケーキの画像にウットリし、どこのケーキだろうと思ったらそれがmiette でした。当然すべて英語であまりよくわからないし、サンフランシスコなんて一生行けるかどうかもわからない場所ですから、PC画面の中だけの、憧れの存在だと思っていたら、日本でレシピブックが発売されると知ったのがつい最近のこと。でもお安くはない値段と、ヴィーガンではないケーキということもあって、我慢しようと思っていましたら今度は遠くない調布の本屋さんで、オーナーのメグさんがいらして本の販売とセットでアイシングクッキーのワークショップとは! こ、これは行かねば! クッキーはヴィーガンじゃないだろうけど、これだけは許して、と(ごめんなさい)お料理上手のくるパンちゃんを誘って出かけたのでした。

 何が可愛いって、見てくださいこのケーキを!

クリックするとミエッテのキャロットケーキページにとびます

 アメリカンなんだけどアメリカンじゃない、素朴なんだけど洗練されていて、華美じゃないけどオシャレ。そんなケーキはどんなふうにして生まれたんだろう。アイシングクッキーはネットでは出てこないけど、きっとそこからこの可愛らしいケーキについて何かわかるんじゃないか。そんな思いでワークショップに申し込みました。

 果たして当日。地元駅での待ち合わせもバッチリ、電車の乗り換えもバッチリ、駅からお店までの道も間違えず…順調だね~なんて言いながらいい気分でお店に到着すると、まだ誰もいない。ワークショップという雰囲気もしない。ガラス越しに店内をのぞき込んでいると、奥から店員さんが出てきて「オープンは11時からです」とおっしゃる。え? ワークショップは10:00からでは…と思ったら、なんと、手紙社さんは全部で3店舗あって、ワークショップが開かれるのはこの店舗ではないとのこと!

…ちーん

 そう、ちゃんと知ってはいたのです、手紙社さんが3店舗あるということは。そしてそれをわかっていたからこそ、爽やかな青い空の下、お店に向かって歩きながら「イヤー順調だね~、到着して違う店舗だったりしたら、笑っちゃうよね~」と言っていたのです…!
 まさかほんとに間違えてたなんて。
 
 間違えて辿り着いたのはつつじヶ丘の本店でした。そちらの店員さんが先方に電話を入れてくれて、遅れても大丈夫ですよ、とおっしゃってくれたので、本店からワークショップが開催されるtegamishaさんまで15分程度の道のりを、ひたすらセッセと歩き、ギリギリでお店に飛び込むことができました。

 さてさて。
 ワークショップは、ミエッテのオーナー・ペイストリーシェフのメグさん、レシピブック発売元クロニクルブックスのかた、通訳さんが中央テーブルでお話をされ、実際のワークショップではミエッテシェフのナンシーさんが各テーブルを回ってアイシングデコレーションのアドバイスをしてくださるということでした。
 メグさんは初期のバービーちゃんみたいなスタイルのワンピースとサブリナシューズのいでたちでとってもカワイイ! キュート! サンフランシスコに4店舗もご自分のお店を持っているバリキャリ女性には全然見えなかったです。喋り方も早口ではなく、丁寧な英語の響きという印象。でも笑顔の中にキリッとしたものを持ち合わせた、芯の強い感じを受けました。

 そのイメージがさらに強まったのは、アイシングクッキーのワークショップが始まってから。
 メグさんは、とても丁寧にアイシングに着色する方法を説明してくれました。ミエッテカラーという、ほんの少しだけビターなパステルカラーを大事にしている姿勢が伝わってきたし、それを素人の外国人(って私たちのことね)に教えてくださることが嬉しい。少人数のちいさなワークショップ、しかも海外だから通訳さんが間に入るのだし、簡単に済ませることもできるのに、そうではなくて、自分の仕事、自分の創り出す世界に自信をもって大事にして、妥協をしないその姿勢に感銘を受けました。



 だからこそ、ミエッテのケーキはあんなに可愛らしい、ミエッテならではの世界を持っているんだ! と、すごく納得しました。そしてもっと素敵だなと思ったのは、いろいろ説明したけれど、自分らしさを大切に、どんな色でもいいんですよ、と言ってくださったこと。うまく言えないけど、素敵なこだわりを持っている、自分のスタイルを大事にしている人にそう言われると、なんだかとても自由になった気がしたんです。

 実際にアイシングに着色し、クッキーに絞り出すときにはナンシーさんだけでなくメグさんも一緒にテーブルを回って細かく色やアイシングの硬さなどチェックしてくれて、色の感じを見て褒めてくれたりして嬉しかったです。



 実際にやってみると、思っていたよりはスムーズにできましたが、売っているもののようにキレイに絞り出したり文字や模様を描いたりして仕上げられるようになるには、たくさんの練習が必要だなぁと思いました。クッキー自体も、表面がキッチリ平らに焼けていないと、アイシングがきれいに乗らないことがわかりました。

 奮闘した結果はこちらです!


 写真だとわかりづらいですが、このクッキー、3枚ともかなり大ぶりで、桃(いちばん右のクッキーです、見えるかな?)は手のひらくらいあるんです。ちなみに、まんなかはどんぐりで、左端はレモンです。

 最後は、本にサインをしていただき、一緒に記念撮影も(*ノωノ)

ブサイクな日本人のオバサンについてはつっこまないで(笑)

 どんなものから影響を受けましたか? と質問したら「影響を受けたというものはなくて、すべて自分の中からでてきたもの、自分が創りたいと思ったものを表現したんです」というような答えが返ってきました(もちろんこの会話はすべて通訳していただいたんですけど…)。

 帰宅してからレシピブックを読んでいたら、子どもの頃からアメリカの古き良きクックブックみたいなものを繰り返し読んで、お菓子を作って、そこへご自身がいいと思ったいろんなものを取り込んで自分の世界にしていったようなことが書かれていました。見た目だけでなく、もちろん味にもとてもこだわっていて、材料もかなり厳選してオーガニックのものなど選んでいるそうです。

 それは、持ち帰ったアイシングクッキーを食べてみたときにもよくわかりました。土台のクッキーがとにかく美味しいんです。私は久しぶりのバターたっぷりクッキーにクラクラしてしまいましたが、それを差し引いて考えてみて、本当に美味しいクッキーだと思いました。アイシングデコレーションのためだけに焼いたのではないということがよくわかる味でした。そうそう、この土台のクッキーはすべてサンフランシスコから運んできたものだそうです。

 私が英語に堪能だったら、例えばヴィーガンでミエッテの味を創るというような試みはありますか? なんて、そんなことも聞いてみたかったなぁーと思ったけれど(こういうことはある意味デリケートな問題でもあると思うので)、レシピブックを読んでいるとバタークリームにとてもこだわりと愛着があるようだったので、ヴィーガンはないかなぁ。
 地球の未来に、牛を苦しめない酪農という道ができたなら、私もミエッテのケーキを食べられるのに…と、思いながら本を閉じました。でも、食べられなくてもいいので、いつかサンフランシスコのお店へ行ってみたいなぁ。

 最後になりましたが、クロニクルブックスのかたと通訳さんのおかげでメグさんのお話をよく理解することができました。ありがとうございます。tegamishaスタッフの皆様、一緒に行ってくれたくるパンちゃん、ありがとう! いっぱい歩かせてごめんね…(苦笑)

 メグさん、お仕事だけではなく日本で観光も楽しまれたでしょうか。和菓子の美しさや日本のカワイイものをたくさん見ていただけたらいいなぁと思いました。
 Thank you very much, Meg-san!





2016年5月5日木曜日

さすらいの黄金週間(3) ~怨念こもった Card in a box


 ゴールデンウィークも後半戦ですね。息子のお泊り会も無事終了し(何が楽しいのか、32時間滞在のロングステイ。最後になんとか追い出した・笑)、ダンナは未だ逃亡中ですが、楽しそうな写メが来るので元気にやっているようです。
 そして私は…中坊4人の寮母状態とダンナの逃亡劇に疲れたので、怨念のこもった Card in a box を黙々と作ってみました。


 誰にあげるというわけでもないので、思いっきりガーリィに仕上げてみました。くるパンちゃん(パンツパンチのKちゃんが可愛い名前に変身!)にチェックしてもらったところ「だいじょうぶ! 怨念こもってない、可愛い!」と言ってもらえたのでヨカッタ (^_^;)

 2月のバレンタインカードワークショップで使ったペーパーのあまりをメインに、例によってハギレをあれこれ組み合わせています。いただき物のチケットや、レース編みのハートなども活躍! ありがとうございます(*^-^*)


「YOU ARE AWESOME」などのフレーズが貼ってある丸いペーパーなど、なんとパンフレットの切り抜きです! とても色合いが良いオサレなパンフだったので、これ幸いと使ってしまいました。


 久し振りに使ったマーサのスタンプがドンピシャでうれしい! ガーリィでポップなセンチメンツスタンプって、ありそうで、なかなかないんですよねぇ。


 外側はモノトーン+オレンジにしてみました。チラッと見える黒の水玉がそうです。
 
 Card in a box というと、どうしても具体的なモチーフを使って盛ることが多いのではないかと思うんですが、私はあまりそういったスタンプなどを持っていなくて…それで写真を使ったり、一見不似合いにも思えるティムさんを使って冒険してみたりしています。今回も、モチーフはほぼハートだけ、しかもあっちこっちからの寄せ集めだったので統一感が出るか心配だったんですが、思いのほか可愛くまとまってくれました。怨念パワーのなせる業でしょうか(笑)

 なんといっても作っているときが一番楽しいこのCard in a box 、これからもいろいろ作ってみたいと思います!





2016年5月4日水曜日

さすらいの黄金週間2016(2) ~大きなデュードロップのバースデイカード


 4月はなんやかやとお誕生日の友人や身内が多い月でした。
 ギリギリになって慌てないようにと何枚か作っておいたら、逆に安心しすぎてことごとく送り忘れるという、なんともはや…手の付けられない事態になってしまいました(マジ、ヤバくね?)。
 そのなかで奇跡的に(それでもちょっと遅れちゃったけど)渡すことができたバースデイカードがこちら


 これ、まさにオンリーワンのバースデイカードなんです。なぜか? そう、ハギレだけで作っているから(笑) ハギレというか、12インチパターンペーパーのミミ部分ですね。昔に比べれば躊躇せず捨てられるようになりましたが(笑)、それでもちょっと気に入った感じの柄だとどうしても捨てられず。それをなんとなく組み合わせてみたらなんだかとってもいい感じ! ということで、そのほかいろいろプラスして作ってみました。

 そして、今回の目玉素材はこちら


 この大きなデュードロップです!
 これはプリマのもので、A先生のお教室で即売会があったとき、一目見るなりゼッタイ欲しいと購入したもの。いろんなサイズのものが詰め合わせになっているのですが、一番大きいものは500円玉くらいあるんです。ビックリ! このデュードロップがぽちぽちと入るだけで、一気に爽やかというか華やかというか、カードがオシャレになりますね。
 さすがプリマだけあって、透明感がすごいのに存在感もすごい。カードに使うと明らかに定形外郵便になってしまいますが、インパクトがあるので贈るかたに喜んでいただけると思います(*^-^*)


 ハギレのほかに、持ってはいたけどなかなか出番のなかったファブリックテープも組み合わせてみました。センチメンツは思いっきりシンプルにして、全体を締めてもらっています。白いペンで入れたステッチラインもなかなかいい感じだと思います。

 ちょっとしたことですが、今回使ったクラフトペーパーはカード台紙にはビミョーに薄いので、デュードロップの重みでちょっとヨタヨタしてしまいました。なので、インサートを厚めの紙にしてバランスを取りました。それだけでもシャキッとしてくれるもんですね~。


 素敵な赤のスプリングコートを着こなすカッコイイ友人に、赤いパッケージのお茶をプレゼントにしました。いつもとっても忙しいのに元気いっぱいな彼女の、リフレッシュになるといいなぁと思いつつ…タグはパッケージに負けないよう賑やかに。ますます大活躍の、素敵な一年になりますように!(≧▽≦)






2016年5月3日火曜日

さすらいの黄金週間2016…どうでもいい海外ドラマネタなど。


 のっけからカサついたタイトルで恐縮ですが(苦笑)、みなさまGWはいかがお過ごしですか?
 今日は息子が珍しく友だちを連れてきて、夜はお泊り会とのこと(もちろん、ウチで…)。おかげで私はリビングを追い出され、夫婦の着替え部屋兼PCルーム兼クラフトルームで猫をお供にネットサーフィンを満喫中。ダンナは犬を連れて逃亡。さきほど一人と一匹を満喫中の写メが送られてきました、楽しそうで何よりです…。

 1~2週間ほど前からずっと書いては消し、書いては消しのNCISネタ(ネタというよりボヤキ?)があるんですが、なかなかまとまらなくて、煮詰まっております。
 そんなネタの裏付けにネットサーフィンをしていると、いろんな海外ドラマニュースを目にしますが、そのなかでもショーゲキ的なのがこちら!

 「キャッスル」ケイト・ベケット役 スタナ・カティック降板(クリックするとリンク先のAXNが出ます)

 テレビドラマ「キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き」からケイト・ベケットを演じているスタナ・カティックが降板することになったとDeadlineが報じた。

 それによると、米ABC局は同ドラマの第9シーズンの製作を予定しているものの、予算の都合でスタナをカットしたという。主人公リチャード・キャッスルを演じているネイサン・フィリオンとスタナは現在放送中の第8シーズンで出演契約が切れるとのこと。ネイサンは数か月前から契約更新をアプローチされていたらしいが、スタナにはまったく声がかかっていなかったそう。また、検視官ラニを演じているタマラ・ジョーンズもカットされることが決まったという。第9シーズンがあるのかどうかはまだ発表されていないが、スタナとタマラなしになることは確実だという。

 スタナは降板について、「素晴らしい経験だったことから注意をそらしたくありませんので視聴者に愛された番組に参加する機会を与えてくれたABC局に感謝しているとだけ言わせていただきます。ファンのみなさん、ありがとう」とコメントしている。

 米ABC局は13エピソードで第9シーズンを予定しているという。ネイサンの出演契約交渉はまだ続いていると報じられている。【2016/04/20 15:58 澤田理沙】


 …は、はァアぁ?! これ、ホントかな???
 ケイト・ベケットって誰だっけ、と一瞬迷うくらいにナゾのニュースが飛び込んできております。
 いや、まあ、主役はキャッスルなんだろうけど、でも、ベケット刑事がいなくなったらあのドラマはどうなるのさ。「Xファイル」でモルダーが出なくなったみたいな感じですかね。予算の都合って…だったら、ほかに削れるキャラいっぱいいると思うけど。アメリカってそういうの、平気なんでしょうかねぇ。何かよっぽどのことが現場であったとか?
 日本ではそんなこと、あり得るかなぁ…あ、「相棒」の相棒(笑)がどんどん変わっていくのとか、ファンじゃなければフーンって感じなので、まあ、そんなものか…そうなのか?

 そしてもう一つショーゲキのニュース。

『パーソン・オブ・インタレスト』、シーズン5をもって正式に終了!(クリックするとリンク先のAXNが出ます)

 様々な憶測が飛び交う中、ついに正式に『パーソン・オブ・インタレスト』がシーズン5をもって終了することが決まったとVariety誌が確認した。 

 打ち切りのニュースはCBSがこの犯罪ドラマがちょうど1年のブランクの後、5月3日にシーズン5として放送開始となると発表した当日に報じられた。初回放送後は毎週月曜と火曜日の10時に放送し、6月21日の火曜日に最終回を迎える。
 本日、製作総指揮のジョナサン・ノーランとグレッグ・プレイグマンはIGNに向けてコメントした。「最終シーズンをファンの皆さまと分かち合えることをうれしく思っています。素晴らしいキャストと制作チーム、そしてスタジオとテレビ局のパートナーたちに感謝しています。そして一番感謝の気持ちを表したいのは番組のファン、世界一のファンの皆さんです。この破壊的で被害妄想的なサイバーパンク・スリラーはファンの皆さんの支持なしには成しえなかったでしょう。生活が『パーソン・オブ・インタレスト』の世界に近づきつつある今、これまでこの番組に携わることができて光栄に思います。早く皆さんにスリリングな最終章を経験して欲しいです。
 今年初めに製作総指揮のJ.J.エイブラムがテレビ批評家協会のプレス・ツアーで記者たちにシーズン5をもって『パーソン・オフ・インタレスト』が終了する可能性が高いことを話していた。

「おそらく、最終シーズンになることでしょう。心残りがあるとしたら、続けていたとしたら、またすばらしい話が生み出されたかもしれないということです。ジョナサンとグレッグは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。彼らが話の締めくくりを既に作り終えていることを知っています。そしてそれがいつの日か放送されるでしょう。このドラマのストーリーが持つ力を私は知っています。また、こんなに何年も続く番組をもつことができるなんて文句のつけようがありません。これほど長く続く番組をもつことができるのはまるで奇跡のようで、ただただ感謝の気持ちしかありません。私はこの番組が本当に好きでこの先も続くのを見たかったです。」

 2011年に放送が始まった『パーソン・オブ・インタレスト』はジョナサン・ノーランが制作し、ジム・カヴィーゼル、マイケル・エマーソン、エイミー・アッカー、サラ・シャヒ、そしてケビン・チャップマンが出演している。また、番組が始まった当初、『Empire成功の代償』に主演していたタラジ・P・ヘンソンがシーズン3で殉職するまで主演女優をつとめた。引用記事>>>Variety : “‘Person of Interest’ Officially Ending After Season 5” 【2016/03/17 18:26 海外ドラマBoard Staff】


 あああ~! そんなに長くは続かないだろうと思ってはいましたが、やはりでしたか。
 まあ、しょうがない。このドラマの内容上、長寿ドラマとして続けるのは難しいのではないかと思っていました。ダラダラ続けてつまらなくなるよりは、レベルもテンションも高いまま、引き際美しく散るほうがいいと思います。
 このドラマはいったん見始めると続きが気になって気になってしょうがない→録画をまとめて一気に見る!というのと、ハラハラドキドキ度がハンパないために、見るのに勇気がいるので、私はまだシーズン4を見終わっていないのです。今年の6月にシーズンファイナルを迎えるということは、日本でもそう遠くないうちに放映されるでしょうから、それまでにシーズン4を含めておさらいをしておかねば! と思った次第。

 そしてそして、NCISシーズン13、アメリカではいよいよ今月、トニーのラストエピソードが放映になるはず。Instagramではトニーのクランクアップとおぼしき画像がアップされていました!


  トニーがいなくなってしまうことは、以前にもブログで書いたのですが、ジヴァがやめてしまったときには、あまりの衝撃で言葉をまとめられず、結局何もまとめていないままなんです。でもずーっとアタマの隅っこに引っかかり続けていたことであり、今回はそれをなんとかまとめたいと思っているのですがやっぱりなかなかうまくいかず。トニーは男性だけれど、ジヴァは女性だというところが、同性としての思いが多すぎて、なかなかまとめきれない理由のひとつだとは思っています。
 ドラマをあまり見ない私がここまでハマったドラマも初めてならば、ドラマの登場人物にここまで興味を持ったのも、ジヴァが初めてかもしれません。
 いつも、そして最後まで、独りで頑張りすぎたジヴァ。トニーは最後までそんな彼女を見守っていたのだから、やっぱり、二人で新しい道を歩いて欲しかったなぁと思うのですが。

 トニーはどんな退場になるのでしょうか。ファンみんなが納得いくような、そんな終わり方だといいのだけれど…。