2015年3月15日日曜日

【音楽覚書】 幻想曲ヘ短調 Op.49 (ショパン)


ときどきすごく聴きたくなるのだが、一番好きな部分のフレーズだけ憶えてて、あとはサッパリ忘れちゃったので、いまいろいろ検索してようやくタイトルを見つけた(笑)
忘れないうちに書き留めておこう。そうすればいつでもまた聴ける。

音楽に疎い私なので実はこの曲の構成とかさっぱりわからなくて謎の曲なんですけど、好きなんです~。
本当は初めて聴いたルカス・ゲニューシャスくんの演奏が聴きたいんだけど、ショパコンの公式サイトにはもう残ってないのか、辿り着けなかった。わざわざショパコンCD買ったのに、幻想曲入ってなかったし(涙)。

でもとにかくこの曲は、泣けます。なんでかわからないけど、泣けますよー!

弾けたらもっともっと、入っていけそうだけど、これは一生かかっても自分が思うように弾けないだろうなぁ。まず手の大きさが足りないと思う(笑)もちろんそれ以前の問題だけど(爆)


今日見つけたのは ヴァレンティーナ・リシッツァさんというかたの演奏です。 こちら→★★★


ルカスくんとは全然違うけど、とても素敵な演奏だと思いました。魅力的な音。好きだなぁ。
彼女の演奏を聴くと、ルカスくんのは(思い出だけですが)、比べてしまえばですが、まだ若い分、固い演奏かも。固いっていうか…前にショパコンのときに思ったのは、ハラにくる音っていえばいいのかなぁ。良い意味で重いっていうか。
リシッツァさん、ちょっとググったら「魔女りっちゃん」とか呼ばれてたw なぜwww
どうやら有名な人みたいです。1973年生まれだから私と同い年ですね!

ピアノの演奏は、すごく男性性、女性性ってのが出るような気がしていて(私には)、だからそれは外見ではわからないですね。ピアニストの中の男性性、女性性ってことです。
ショパンはストレートの人だったと思います。その音楽そのものにはすごく男性性を感じるのです。私がドがつく女性性だからかもしれない(見た目とは関係ないんですよっw)。
あと、この曲についてのブログなど探していたら、こんなのを見つけたので、はっておきます。
なるほどなぁ…と思いました。

こないだ『グレーテルのかまど』ショパンの愛のショコラ、ってのをやってたんだけど、どーしてサンド姐さんはショパンと別れちゃったんだろうなぁ…そんなにムカついたのかなぁ。飽きちゃったのかもしれないし、疲れちゃったのかもしれないし、めんどくさいっていうか、ウザくなっちゃったのかもしれないけどねぇ。
悲しそうな顔して(たぶん)、残りの短い人生を生きたショパンを考えるとなんかかわいそうで。

リシッツァさんの演奏は、そんなショパンをサンド姐さんが「はいはいわかりました、やっぱり面倒みてあげっから、そんなショボショボした顔しないの」って言ってくれそうな音に聴こえましたw
きっとショパンはそう言って戻ってきて欲しかったんだろうけど、そうはならなくて…悲しい。
人間、自分が求めるタイプと自分に合うタイプが違うことってあって、それってけっこう悲しい虚しいときがありますよね。最初はよくても、一緒にいるうちに変わっていくこともあるし。愛はナマモノなんだなぁ…
なんか話が脱線してきちゃったけど(笑)

でもグレーテルのかまどでのショパン像と、さきほどリンクはったブログのショパン像とは全然違っていて、でもどちらもありなんじゃないかと思うのです。

とにかくこの曲は、特に私の好きな部分…和音でジャンジャン弾くところ(って言ってわかっていただけるだろうか)なんかはもう涙ボロボロっていうか、とにかくいい曲なんです(笑)





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