2012年2月22日水曜日

おひなさま ~3Dフレーム試作品(2)

第一弾はディズニーランドで家族モノ、奥行きを見せるために重ねていくという戦法? だったので、第二弾は「子どもの工作を飾る」、季節柄もあり御雛様にしてみました。

息子が小学校1年生のとき、放課後参加の学校内学童みたいなところで作ってきたもので、とても可愛くできていたので、いつかうまく飾ってみたいな~とずっと思っていたのです。
でも、大きさがフレームには合わなかった(大きすぎて入らない)ので、ちょっと私が手を加えてアレンジしました。




子どもの工作って、そのまま飾っておくには大きさが半端だったり、紙で出来ているからすぐ風で飛んでいくとか、あともうちょっとなんかアレンジしたら立派な作品としてイケるのに…とか、そんなふうに思っているお母さん多いんじゃないかなぁ?
絵だと、額装(何も高いものじゃなくて、ダンボールで作ってあげるんでもいい。誰だったかな、堀井和子さんもそんなふうにしていたような気がする)するだけで見違えるように「作品」になるけれど、立体物だとそうもいかず。
そういう場合、大きさが合えばこういう3Dフレームは飾るのにピッタリだと思います!
3Dのほうに作品を飾って、平面のほうには写真でもコメントでもなんでも…
飽きたらパタンとたたんで仕舞っておけばいいし、子どもが大人になったら結婚式の披露宴受付にでも飾って嫌がられることもできるwww

…なんて~


さて、こちらが3Dのほうのアップ写真です。
今回は中枠をアクリルガッシュで着色して、バックのマットと色を合わせました。
マットは友人Yさん提供(ありがとう~)。
額装用のマットって、ちゃんとアシッドフリーなんですって!
初めて知りました。
考えてみたら、飾る絵や写真に影響が出たらいけないですものね。
さすが~!

話それましたが

色を塗ったマットのうえに、さらにスクラップブッキング用のマスク(抜き型みたいなもの)をつかってひし形の模様を入れました。あまりハッキリ出なくてガッカリだったんですが、全部出来あがってみたらぼんやりしているくらいでちょうど良かったです。
さらにちょっとキラキラを出したかったので、前回の試作品用に購入したスパンコールを貼りつけました。

さらにアップしてみると



お正月に作ったレイアウト で、ジャバラエンベリが和風の雰囲気を醸し出してくれていいなぁ、と思っていたのでここでも採用。大きさの違うものを3つ作って飾りました。
じゃばらなので、お雛様の手に持たせて扇子代わりに…というのも考えたんですが、フェルトの重ねを見せたかったので、手には何も持たせないことにしてその案はボツに。
さらに、ジャバラエンベリの上からはスクラップブッキング界で流行中のだんだら紐を巻いてありますw

さて、息子の作ったこの御雛様なんですが、私が手を加えたのはフェルトの重ねと、お内裏様の冠、それとお雛様の首飾りです。(首飾りは私の妹が「フリマに出していいよ」とくれたビーズのブレスレットを使用。妹よ、いつもサンキュー)
ひもうせん…ならぬ朱色のフェルトの上にお座りになっていらっしゃいますが、これ、自立させるのが難しくて、朱色のフェルトに縫いつけてあります。
しかも、お内裏様のほうは縫い代が足りず、さらに足回りにフェルトを足しました。そのときに苦肉の策で、刺繍糸でステッチを入れて着物っぽくしてあります。ちょっと写真では見えづらいですが…
お内裏様の冠は、コアディネーションズのカードストック(黒)を切り抜いて作ったんですが、紙のザラザラ感がすごく冠っぽくて気に入っていますw

アクリル板に密着させている手前の飾りは、ひもうせんの裾についている柄をイメージしました。
これ、本当はクリスマス用のパターンペーパーを使っているんですwww
でもこうやって使うと和風にも見えちゃうのが不思議ですね!
その紙をボーダーパンチで抜いて飾りました。
「おひなさま」という字は息子に書いてもらいました。こういうとき、子どもの字っていうのは本当に雰囲気があっていいですね~。
息子に「字は大きさをバラバラにして、大きい字と小さい字を混ぜて書いてね」と頼んだら、
「え~どうして? 全部揃っているほうがいいじゃない」と…
そのへんはやっぱりまだ子どもなんですねw



こちらは平面のほう。
ところがここで問題が!
先に3Dフレームのほうを仕上げて、次にこちらに取りかかったのですが、よく見たら、写真の中の御雛様は、お内裏様が向かって右になってるじゃないですか~!
息子の御雛様は、お内裏様を向かって左に配置してしまいました。
しっかり縫い付けたので今さら変更もできず…
友人Yさんに確認して、そのまま進めさせてもらうことに…

調べてみたら、お内裏様が向かって右の配置は、昔からの並び順なんだそうです。左に立つほうが地位が上、という古来からのしきたりに従っているそうで、左近の桜、右近の橘もそうなんですね、桜のほうが地位が上なんですねw
ところが、近代になって天皇陛下(いつの天皇陛下だか忘れましたが)が諸外国に習って右に立つようになり(つまり向かって左ですね、ややこしいけど)、それが御雛様の配置にも反映されたとのこと。

ま、そんな雑学はさておき、

家族で撮った御雛様の写真と、そのときの御馳走の写真を並べて貼りました。
台紙はスクラップブッキング用のペーパーを使ってあります。
あえて奥行きのあるほうと同じアクリルガッシュで着色せず、柄の入ったペーパーを使ってみたのですが、小さな変化があって良かったんじゃないかと思っています。

実はじつは…
またここで問題があって、

息子が御雛様を作ったのは小学校1年生のときですが、この写真は保育園のとき(小学校にあがる直前)なんですね~ 汗
さらに書いてもらった文字は今(小学校3年生)ですから、なんかこの額の中にいろんな時間が流れちゃっております…
たいしたことではありませんが、記録として残す、と考えるとなんだかおかしいような気もしますね~((+_+))

まぁ、そんなわけでいろいろほじくるとほころびだらけの作品になってしまいましたが、とりあえずこちらも友人YさんからOKいただきました!
良かったよかった(*^_^*)









3 件のコメント:

  1. 力作~!
    アクリル絵具まで使用されて…
    うちにも毎年、保育所や学童で作ったお雛様やらクリスマスの飾りがわんさとありますが、こうすると、ホントおしゃれインテリアになっちゃうんですね~!!
    結婚式で息子さんに嫌がらせ?もいいけど、
    毎年この時期に飾るのもいいですね。

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    1. しのびんさん

      わ~見てくれたんだ、ありがと~!
      子どもの作ったのって、捨てるにはしのびないし、かといってそのまま飾るのは美意識が許せないとき、たまにあるじゃん アハハ~ 汗
      こういうふうにすれば、長く残せるしね。
      こういのをジジババに送ったら喜ばれそう~、とかいろいろ思っていますw

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